from TWISTED COLUMN

1746:運動家としての藤村龍至
Date: 2009-11-09 (Mon)

*『建築ジャーナル』11月号の連載枠にて、「孤風院の贈り物」を寄稿しました。

*8日、大阪へ。
・南船場のコム・デ・ギャルソンのsixにて、草間やよい「増殖する部屋」展を見る。カラフルな蛍光色の水玉模様が闇の中に浮かぶ。あまり失敗のない定番のスタイルだが、(おそらく求められるであろう)ここまでの反復をアーティストとしてはどう考えるのだろう。
・「ARCHITECTURE AFTER 1995」展に関連したシンポジウム「2000年以後を考える」に出演。関西組の若手建築家4組のプレゼンテーションの後、五十嵐もパネリストとして参加し、「空間から状況へ」展との比較と討議を行う。すごいのは二日間のワークショップを通じて、1995年以降の住宅を200以上も一気に制作したこと。ラウンド・アバウト・ジャーナルの発行ともよく似た、速度と量である。細かい討議の内容よりも、一番印象に残ったのは、藤村くんの運動家としての側面だった。活字や間接的な情報から伝わらないが、現場でみなを奮い立たせるアジテーションがすごい。終了後、懇親会。

*朝の6時にホテルを出発し、神戸ビエンナーレの会場へ。
・伊庭野くんの案内で、特別賞を受賞した「Walk into the Light」を見学。楕円の焦点にLEDのライトを散りばめた球がまわり、アクリル鏡面でおおわれた室内でそれがリフレクションを起こし、もうひとつの焦点から鑑賞すると全体に光がまわってみるという仕かけ。いやあ、アートイベントに登場する建築系の提案はいつも大変なのだが、よくつくった。こたつにはできない、大人力が高い精度で実現に導いている。早朝でしたが、ほかの作品もいくつか見る。やはり、神戸ビエンナーレ・スタイルというものがあると思った。

*仙台へ。
・博士論文の審査会。卒論の梗概チェック。エスキス。


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